松井 潔 院長(松井クリニック)のインタビュー

松井クリニック 松井 潔 院長

松井クリニック 松井 潔 院長 KIYOSHI MATSUI

北里大学医学部卒業。横浜市民病院、北里大学病院、北里大学病院救命救急センター、湘南鎌倉総合病院などに勤務。2000年に『松井クリニック』を開院(横浜市営地下鉄「仲町台駅」より徒歩10分)。日本形成外科学会認定形成外科専門医。

これまでに培った知識と経験をもって、地域医療に貢献する

1968年より父がこの地で開業し、内科、小児科、産婦人科を中心に診療していました。当時から住まいと診療所が一緒でしたから患者さんと接する機会も多く、診察する父の姿をいつも見ていて、「自分も少しでも人の役になりたい」と自然と思うようになりました。とはいえ、小さい頃は政治家になりたいとも思っていました(笑)。決められたルールの中で動かされるのではなく、ルールを決める側になりたかった。世の中のことに興味もありましたし。でも弁が立たないので諦めました(笑)。また、語学が得意だったので通訳になりたいとか、『飛び出せ!青春』を見れば先生になりたいと思ったり、好奇心旺盛な子だったと思います。

患者さんとの信頼関係を大切に、常にベストな医療を提供する

もともと美容医療の道に進もうと思い、大学では形成外科・美容外科へ進みました。その時、教授に「形成外科・美容外科は病気のためだけではなく、健康な人間にメスを入れるのだから他の診療科目も勉強しておかなければならない」と言われたのです。その後、約5年間にわたり、一般外科、麻酔科、救急、整形外科など、様々な科を研修しました。今思うと、それは本当にいい勉強になりました。様々な専門知識と技術を修得出来ただけでなく、どんな診療科目でも一通り診られるようになりましたし、数多くの症例を扱ってきた経験から緊急性の有無も判断出来るようになったのです。
美容医療をやりたいという気持ちはずっとありましたが、父が築いてきた約40年の地盤があるので、突然変えることも出来ませんでした。そこでまず、レーザー脱毛から始めたのです。すると、驚くほど地域の方から反響があり、それから少しずつ自分のやりたい美容医療を打ち出していくようになりました。
人間にとって健康であることはもちろん大切ですが、外見も大事だと私は常々思っています。身体は健康でも、コンプレックスから心が不健康になってしまってはもったいないですよね。ですから、内面と外見の両方をサポート出来るクリニックでありたいのです。結果的には、美容医療を謳えば謳うほど、内科などの他の診療科目への受診も増えていき、診療科目に関係なく、患者さんとの信頼関係が大切なんだということを改めて感じでいます。
当院は整形外科、形成外科、美容外科、皮膚科、内科、小児科を標榜しており、すべての科を同時に受診することができます。 腰痛で整形外科にかかった患者さんから「シミを取りたいと相談されたり、レーザー脱毛に来られた方が風邪をひいた時に来て下さったりと、診療科目の枠を超えて来院されます。父の代から親子2代、3代で来院してくださる患者さんも多く、地域のホームドクターとして頼っていただければ嬉しく思います。

丁寧に言葉を尽くし、患者さんの安心感につなげていく

当院では最新の治療や施術を患者さんの予算やライフスタイルに合わせて、じっくり相談しながら決めています。脱毛なども医療用レーザーや光治療器として認可されたものを使用していますので、効果も早く、かつ安全です。私は「ドクターは究極のホスト業である」をモットーに日々診療にあたっています。勤務医の頃も含めれば早30年。父の時代から数えるとすでに半世紀、この地で診療を展開していることになります。それを踏まえて申しますと、これは自慢でも何でもなく、患者さんはその先生を目当てに来院されると思うんです。だからこそ、これからもずっと私自身が超熱血診療をしていきたいと思うんですね。その一生懸命さというものは、患者さんには必ず伝わります。時に「先生は熱量が高すぎる」と言われてしまうこともありますけども(苦笑)、お薬やお注射をするだけではなく、ここに来ることで元気を与えられる存在でありたいし、いつまでもそれを目指し続けていきたいと思っています。

治療から予防の時代へ

今後は予防医学の時代でしょう。従来の医療は、風邪をひけば風邪薬を処方するといったように、症状に対処するものが中心でした。それが今後は、病気にならないよう、食事や運動の指導を医学的根拠に基づいてアドバイスしていくことが大切になってくると考えています。私自身のことをお話ししますと、毎朝5時に起床し、クリニックの掃除を済ませてから筋トレをおこなっています。そうすると代謝も上がりますし、攻めのホルモンが出てきますから仕事もやる気が出て、夜もぐっすり眠れるようになるのです。もっとも私の場合、少しストイックすぎるところもありますけど(笑)、その人に適した生活の改善方法があるはずで、それを一緒に見つけていけたらと考えています。「50を過ぎたら意味がないでしょ」とお考えの方もいらっしゃるかと思いますが、決してそんなことはなく、生活を変えることは何歳になっても意味のあることです。私と一緒にご自分に合ったライフスタイルを見つけていただき、病気にならない身体を一緒に作ってまいりましょう。

これから受診される患者さんへ

数年前からやっているブログは毎日更新しており、1日に1000人以上の方がアクセスして下さっています。問診票の中の「当院を何で知りましたか?」という質問項目では、インターネットやホームページと書かれていて、医療に対する皆さんの関心の高さに驚かされます。患者さんの多くは、ブログを読んで下さっているのか、とても診察がスムースに運ぶような気がしますね。
私どもは、常に身体と心の「キレイ」をトータルケアできるプライマリーケア・クリニックでありたいと考えています。「何科にかかっていいのか解らない‥」という場合でも、科目を超えた目で一通り診察する事や方向性をお話する事が出来ますので、どんな事でも気軽に相談してくださいね。

※上記記事は2020.1に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。

松井クリニック 松井 潔 院長

松井クリニック松井 潔 院長 KIYOSHI MATSUI

松井クリニック 松井 潔 院長 KIYOSHI MATSUI

  • 出身地: 神奈川県
  • 趣味・特技: 筋トレ、洋服、車
  • 好きな本・愛読書: 運動関連書籍
  • 好きな映画: 『LEON』
  • 好きな言葉・座右の銘: 「よく働き、よく遊べ 」「人生は継続と徹底なり」
  • 好きな音楽・アーティスト: EDM
  • 好きな場所・観光地: グアム、ハワイなど自然もショッピングも楽しめる所

INFORMATION