渦原 シャロン教室長 & マイケル 英語教師(英会話スクール SECC Colours)のインタビュー

英会話スクール SECC Colours 渦原 シャロン教室長 & マイケル 英語教師

英会話スクール SECC Colours 渦原 シャロン教室長 & マイケル 英語教師 Sharon & Micheal

お二人がこの道を志したきっかけと、これまでの経緯をお聞かせください。

【渦原 シャロン 教室長】私はエアラインの客室乗務員をしていました。日本を含めて、3つのエアラインで働き、10数年の間に世界中を飛び回っていたんです。日本に腰を落ち着けたのは主人と結婚してからのこと。子供が生まれて少し大きくなって手が空くようになり、「何か自分に出来ることは?」と考えるようになりました。英語を教えたいと思ったのはその頃からのことで、いくつかの英語学校で講師やマネージメントを経験し、2011年に『子供英会話スクール SECC Colours』の開設に到りました。SECCの意味は、Sharon's English Communication Circleの頭文字をとったものです。

【マイケル・アトキンソン 英語教師】
僕の場合は、本当に小さい頃から"教え好き"だったんです。友達が話してるのを、「そういう言い方は良くない」とか「こう言った方が良い」とか。より適した言葉を選んだ方が良いってお節介を焼くような子供だったんですね(笑)。
もともとイングランドで弁護士をしていました。でも、弁護士の仕事は、やはり堅いじゃないですか。私は子供が本当に好きで、「子供と一緒にいたい」という希望があったんですけど、弁護士ではそれは難しい。そんな時です。テレビのコメディ番組を見たのは。それはメキシカンの人達に英語をレクチャーする内容だったのですが、それを見た僕は「ティーチャーになったらどうだろう」と思うようになり、それから間もなく英語を教える仕事に就くこととなりました。
僕の妻は日本人で、イギリスで知り合い、日本に来て4年が経ちました。場所は変わりましたが、以前と変わらず、「教える」という仕事に携わっているということに喜びを感じています。

自ら英語教室を立ち上げた理由について教えてください。

【渦原 シャロン 教室長】いくつかの英語学校を経験してきましたが、やはりどこも違うようで似通っていたような気がします。多くの場合、対象が3歳や4歳の子であれば、ダンスや歌を通して英語を学んでいくというスタイル。確かに子ども達も楽しんでくれてはいたものの、本当の英語を身に付けていくのに、楽しみながらもしっかりと英語を身につけることとのバランスが重要なのではないかと思うようになったのです。ゲームも楽しい。でもそれだけではなく、おイスに座って勉強するのも楽しい。ただ楽しいで終わるのではなく、学ぶということも身に付けていく。
英語教育を通し、文化や言葉の壁を越え、異国の地でも尊敬を持って受け入れられるような人を育てていければと思っています。

『SECC Colours』の特徴をコンセプトとあわせてご紹介ください。

【渦原 シャロン 教室長】「I know English」と、「I can speak English」は似通っているようでまったく意味が違ってきます。ダンスや歌にしても、ただ歌うのと、中身をある程度理解して歌うのとではその後の興味の度合いも異なってくるんです。「speak」出来ることは素晴らしい。でも、それが読めて書けないことにはどこかで興味が薄くなり、学習意欲がストップしてしまうのです。お母さんに「行きなさい」と言われて来るのではなく、子ども達自身が英語に興味を持ってくれることが重要だと考えています。
『SECC Colours』では、英語の技術面であるフォニックス、Reading(読み)、Writing(書き)、Spelling(つづり)、Comprehension(理解)をサポートし、子ども達の興味を育てながら英語教育に取り組んでいます。子ども達を見ていますと、基本の読み書きはもちろんのこと、Joke(冗談)までも自然に身に付いているようです。決まった言葉を覚えるのではなく、情感を込めた表現力の向上や感受性を高めることに力点を置き、子ども達の隠れた金の鉱脈(潜在能力)を保護者の方々と一緒に探していければと考えています。

レッスンの際に心がけていること、それから、先生にとってのやりがいを教えてください。

【マイケル・アトキンソン 英語教師】やはり「楽しい」という感覚は大事です。それはゲームをやっていても、机の前に座って勉強している時も、子ども達自信が楽しいと感じているかどうかが重要なのだと思います。楽しみながら、確実に英語の力が身に付いていく。それが僕にとってベストですね。
前のレッスンから1週間が経ち、その時の質問を子ども達に聞くと、パッと答えが返ってきます。それは、楽しみながら、僕が教えたことをちゃんと理解して消化してくれているからこそのこと。その瞬間は僕にとって非常に嬉しいものですね。

最後に地域の皆様へメッセージをお願いします。

【渦原 シャロン 教室長】とかく日本の語学教育では、英語習得が目的になってしまう傾向があります。語学はあくまで手段・道具であって目的ではありません。『SECC Colours』では、好奇心おう盛な子ども達に、英語という言葉を通してサイエンスや数学的センスに慣れ親しむカリキュラムをご用意しています。将来、英語を使って何をするのか。お子さん自身が考え、自分達が進みたい方向を見つけ出すきっかけ作りをここでお手伝いが出来ればと思っています。全国展開、複数の教室を展開しているようなスクールとは、ひと味違う一人ひとりお子さまにあったオンリーワンのレッスン提供しつづけたいと考えています。

【マイケル・アトキンソン 英語教師】
「2ヶ月通ったんだけど、全然しゃべれない」ということはよく聞きますよね(笑)。でも、子ども達もそれぞれで、早く覚えてしまう子もいるし、そう見えない子もいる。でも、決してあせらないでください。しゃべらなくても、全てはここに(頭の中に)入ってるんです。大事なのは続けること。基本は日本語と変わりません。関わり続けることで花はかならず咲くのだと信じてあげていただきたいですね。


※上記記事は2014.9に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。

英会話スクール SECC Colours 渦原 シャロン教室長 & マイケル 英語教師

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  • 好きな映画: [渦原] メアリー・ポピンズ [マイケル] バトル・ロワイアル
  • 好きな言葉・座右の銘: [渦原] ONLY ONE [マイケル]LOVE KIDS
  • 好きな音楽・アーティスト: [渦原] クラシック [マイケル] Oasis
  • 好きな場所・観光地: [渦原] 居る場所すべて、マーライオン(笑)[マイケル] 桜木町
  • 生年月日: [渦原] 1965年1月17日 [マイケル] 1977年7月24日
  • 出身地: [渦原] シンガポール [マイケル] イングランド
  • 趣味・特技: [渦原] 旅行、ゴルフ [マイケル] サッカー、プロレスリング
  • 好きな本・愛読書: [渦原] 三国志、永遠のゼロ [マイケル] ナルニア国物語

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