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やすこレディースクリニック

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林 康子 院長
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林 康子 院長 ハヤシ ヤスコ
YASUKOO HAYASHI
やすこレディースクリニック
出身地:東京都
趣味・特技:犬の散歩、漆器収集/なぜかよく人に道を訊ねられること(笑)
好きな本・愛読書:池波正太郎、藤沢周平
好きな言葉・座右の銘:あなたにめぐりあえてほんとうによかった ひとりでもいい こころからそういってくれるひとがあれば(相田みつを)
好きな音楽:ケルト音楽
好きな場所・観光地:金沢・輪島
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■この道を志したきっかけや現在に至るまでの経緯をお聞かせください。
中高と理系の学校にいたので、将来はそっち方面で何か手に職をつけられればと考えていました。勉強はわりと好きだったのですが、かといって研究などには向いていないと思っていたんです。
医師を目指すようになったのは、今まで勉強してきたことを“人を相手にして活かしていきたい”という思いがあったからです。
医学部に進んだ時点では産婦人科ということは全く頭にありませんでした。それが実習で各科を廻った時に私なりに思うところがあったんです。例えば、産婦人科は他人に聞かれたくい話が多いのに 診察室では大きな声がそのまま他に筒抜けになってしまっている環境とか「これはちょっと何とかしたいな」と考えたのがきっかけです。

大学病院時代はとにかく働いてました。家に帰らないなんて当たり前で、「嫌だ」とかそういう言葉は存在もしてなかった時代です。いまでこそ働く女性の地位が確立してきてはいますが、あの時代はまだまだ・・・。先日、当時の教授にお会いすることがあったのですが、「いまは女医さんを大事にしないと・・・」とかなんとか仰っていました。あの時代にそれを言ってくれてればねえ(笑)。
『やすこレディースクリニック』は2002年に開院しました。大学病院で診療を続けているうちに段々と「自分のやりたい医療」というものの形が見えてきて、それで開業に至ったという次第です。気軽に受診出来て、親しみやすい婦人科でありたいと思っています。

林 康子 院長 林 康子 院長

■林先生が診療において心掛けていることをお話しください。
患者さんが充分に理解して納得されるまで説明をしっかりとおこなうということですね。要するに私が患者さんだったら「こうして欲しい」ということを形にするということです。
今、何が起きているかという理論から説明を始め、どこがどう変調をきたしてるから、この薬が、この治療が必要なんですよということをかいつまんで説明をする。丁寧に説明をおこなえば患者さんも「なるほど」と前向きに治療に取り組んでいただけるんです。
結果、おひとりおひとりに掛かる時間は長くなってしまうのですが、それは仕方のない面もあるのかなと思っています。つらいから、痛いから病院に行くという他科とは違うのが産婦人科であって、“理解”ということに重点を置いた診療をおこなう必要があるんです。
私の場合、診療というよりお話をするといった表現のほうが近いかもしれませんね。自分が培った知識を患者さんにわかりやすく伝えていく。これが私の診療スタイルです。

■婦人科の現状と問題点についてご説明ください。
林 康子 院長婦人科一般の知識が日本人になさ過ぎるというのが問題だと思っています。学校教育の問題も絡んでくるのですが性教育と考えるより女性の健康教育と考えて欲しいです。日本の教育は非常に遅れているといわざるをえません。

私たちに身近なものでいえばピルがそうですし、昨年(2011年)になってようやく認可された緊急避妊ピルにしても世界で見れば後ろから数えたほうが早いくらいです。
ただ、遅れてると現状を嘆くだけでは物事は先には進みませんから、微力ではあっても出来る限り皆さんに知識を持っていただけるように頑張っているところです。婦人科は基礎さえ理解出来れば決して難しいものではありません。基礎がわかれば自分で考えて行動に移せるようになるんですね。
お薬りを処方したとして、全て計画通りに進むというわけではありません。といって毎日状況を聞くわけにもいきませんから、患者さん自身が判断する必要が出てきます。その判断が出来るだけの知識を持っていただくために私たちが存在すると考えています。

■子宮がん健診の重要性についてお聞かせください。
婦人科の疾患は適切な対処をとることで防げるものが殆どです。子宮頸癌に関してはワクチンを使うことによって20代、30代の8割から9割近くを防ぐことが出来ますし、加えて健診を受けていただくことで大事に至ることを防ぐことが出来ます。発見が容易で、治療も比較的容易なのが子宮頚がんなんですね。そのため健診が非常に重要にんなります。さらに子宮頚がん予防ワクチンを接種することで20代、30代の8割近くの子宮頚がんの発生を防ぐことが出来ます。
ワクチンと健診で子宮頚がんでの死亡は、ほぼ100%予防できるといわれています
当クリニックでは健診の必要性を説明し、毎年、ご自身で進んで健診を受けていただけるようにしています。

■最後に地域の皆様へメッセージをお願い致します。
「楽しいことだけ考えて」と妊婦さんにお伝えすることがよくあります。というのも現代はネットの時代ですから、他人の病気の情報を知って、「自分も病気ではないか?」と心配をする方が多くいます。もちろん、その情報が有益なこともありますが、いたずらに不安がるのは勿体ないことです。
あまり情報に振り回されず、正しい知識をもっていただきたいと思います。そのためにも健診をかねて少なくとも1年に1回は婦人科を受診してもらいたいです。

女性は月経という病気ではないけれど、ある意味うっとうしいものと毎月付き合わなくてはいけません。月経がなくなる時は、今度は更年期という時期をとおらなければいけません。もし、それらが自分にとって大変ならば、より快適に過ごせるツールがあるんですから、それをお使いいただいて良いんです。我慢だけが唯一の選択肢であった時代とは違います。私は、婦人科医として、女性が人生を前向きに過ごすためのお手伝いをしています。
まずはお気軽にご相談にいらしてみてください。

※上記記事は2012.4に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。

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