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荒井皮膚科クリニック

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荒井 亮 院長
インタビュー
荒井 亮 院長 アライ アキラ
AKIRA ARAI
荒井皮膚科クリニック
生年月日:1954年5月13日
出身地:東京都
血液型:O型
趣味:ミニカー収集
好きな本・愛読書:ル・ボラン、モーターマガジン
好きな映画:卒業
好きな言葉・座右の銘:為せば成る
好きな音楽・アーティスト:ビートルズ、小田和正、荒井(松任谷)由実
好きな場所・観光地:港北ニュータウン
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■この道に入るきっかけと、これまでの経緯についてお聞かせください。
父が東京で産婦人科を開業していたんですけど、医者になろうとは思っていませんでした。中学生の時は特派員に憧れていて、東京外語大学に行こうか考えていました。それが高校の時、ふと父親を見ていて、医者になろうと思って、北里大学を受験しました。
大学では、膠原病(こうげんびょう)に興味を持ち、内科に進もうと思っていました。ところが6年次に皮膚科を回りましてね、その時、後に恩師となる西山茂夫教授から、「皮膚科医は皮膚だけ診るんじゃなくて内臓も診るものだ」と言われたんですよ。僕が抱いていた皮膚科医の考え方とまったく違っていて衝撃的でした。
それと北里大では皮膚科で膠原病も診ていたんですよ。普通、内科で膠原病というとね、血液を採ってそれを分析して膠原病かどうか診断を下すんですけど、皮膚科ではそうじゃないんです。発疹を見てそうだと判断する、つまり、血液を検査する前にある程度わかる。スナップ・ダイアグノーシスというんですが、見ただけで診断できる。皮膚科っておもしろいなと思って、皮膚科医になろうと決めたんですよ。
その後は、先輩に引っ張られて、膠原病ではなく薬剤アレルギーをもっぱら手がけるようになり、また別の先輩に引っ張られて、毛髪の研究と治療をするようになりました。それがきっかけで、32歳から2年半、ドイツに留学したんです。僕は無類の車好きなんですが、それが顕著になったのもこの留学時ですね。ある時、スキーに行こうと思ってBMWをレンタカー店に頼んでおいたら、なぜかアウディが用意されていて「これしかない」って言われたんです。仕方なくそれを借りたところ、四駆だったんですが雪道にメチャメチャ強くて。それ以来、大好きになって、今も愛車はアウディです(笑)。
帰国後は北里大の医局に戻り、横浜の戸塚にあった日立戸塚病院で皮膚科医長を務めるなどして、1999年にここを開業しました。

荒井 亮 院長 荒井 亮 院長

■『荒井皮膚科クリニック』の特徴と治療方針をお聞かせください。
100パーセント保険診療です。皮膚科というとね、美容とか手がけてるんじゃないかって思われるんですが、そういう分野はほかの方に任せればいいと。僕は、生死に係わると言っては大げさですが、患者さんが日々の生活に大きく支障をきたしているような皮膚のトラブルに向き合おうと思いまして。
湿疹やかぶれ、それにアトピーの患者さんが多いですね。あと、時期的なものとして夏場は「とびひ」です。患者さんは、新興住宅地だしお子さんが目立ちますね。いわゆる「とびひ」になって駆け込んで来る子が多く、これは湿疹の塗り薬だけ塗るとかえって悪化してしまうから、注意しなければなりません。とびひって、爪を伸ばしている子がなるのが多いんですね。それで掻きむしって細菌を皮膚に植え込むから全身に広がってしまう。その辺りのことを親御さんにもきちんと説明して、気をつけるようアドバイスしています。マメに爪を切ってあげてくださいとね。

■診療の際に注意されているのはどんなことですか?
荒井 亮 院長先ほどもお話ししましたが、皮膚を診察することで、内科的なものにも気を配るようにしています。患者さんの中には、皮膚科に来たのになんで血液検査するの? みたいな顔をする人もいますけどね。
それと、例えばアトピーだと、大人の場合、何か食べて悪くなっちゃうということはほとんどないんです。環境因子ですよ。寝不足が続いているとかね、ストレスとか、飲酒とかね。だからそういった生活面での改善指導はしています。みなさん、症状が悪くなって来るけど、いい時には来ないですからね(笑)。いい時にも通院してくれると、非ステロイド系の弱い薬を使って、良い状態を維持することができるんですが。そう話すと、その時は誰でも、「はい!」って言うんです。でも、すぐに忘れちゃうようで……(笑)。

■今後、取り組んでいきたいことはなんでしょうか?
当たり前のことをするだけですね。僕は、こうしよう、ああしようって言うんじゃなくて、昔から患者さんの身になって考えてきただけなんで。
ただ、僕が考えている当たり前のことが患者さんには新鮮で、それが功を奏したケースもあります。つい最近ですが、若い男性が来て症状を長々と話し始めたんです。でも僕は、患部を見たら、それが何かすぐにわかったんです。ほかのお医者さんにかかっていて、処方された薬も間違っていない。その用法が間違っていたんです。たっぷり塗りすぎていたんですね。だから、「こういう風に薄く塗ってみて」と指導したんですね。その男性はまだ話し足りなくて不服そうでしたが、5日後でしたかね、もう一度やって来て「先生、ほら治ったよ!」って。そういう時はやっぱりうれしいですね。ほかで治らなかったのが治ったみたいな言われ方をされて(笑)。
これからも、基本に忠実に、当たり前の治療に専念したいと思っています。

■地域の皆様にメッセージをお願いします。
日中や夏休みの時などは、子どもで埋め尽くされて、初めて来られた大人の患者さんには、「小児科じゃないですよね?」と確認されるような方もいるほどです。青葉区と並んでこの地域はそれだけ児童の数が増えているんでしょうが、親が子どもに付き添うのは仕方ないとしても、その逆のケースも多々見受けられます。
それが問題かというと非常な問題で、病院は見た目はきれいでも雑菌だらけです。誰もが病気で来院するんですから、いろんな病原菌がいると思ったほうがいい。親の診療について来たばっかりに、何かの病気に感染したら大変です。待合室でじっとしていないで、診察室まで入って来るお子さんも結構います。メスなどの手術道具や液体窒素が置かれているから危険です。僕は、目に余る時には注意するようにしていますが、最近は注意するのも難しいですね(笑)。
若い親御さんと児童が多いエリアだけに、病院でのマナーというものに、ご自分たちのためにも気をつけていただけるとありがたいですね。

※上記記事は2014.9に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。

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