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かずき内科中川駅前クリニック

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佐藤 和己 院長
インタビュー
佐藤 和己 院長 サトウ カズキ
KAZUKI SATOU
かずき内科中川駅前クリニック
生年月日:1966年11月17日
出身地:東京都
血液型:A型
趣味・特技:スキー、ドライブ。新潟・長野などの山岳方面に出かけるのが好きです。
好きな本・愛読書:車関連の雑誌。特に「driver」(八重洲出版刊、月刊)、「ベストカー」(講談社ピーシー、月2回刊)
好きな映画:ハリウッド系のSF・アクション作品。「スター・ウォーズ」(1977年~、米20世紀フォックス)、「スター・トレック」(1979年、米パラマウント)
好きな言葉・座右の銘:忍耐
好きな音楽・アーティスト:J-POP。特にGODIEGO
好きな場所・観光地:高山
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■医師を志されたきっかけと開業までの経緯について教えてください。
父が医師、母方の祖父が歯科医でしたので、幼少期から身近に医療関係者がいました。帰宅したときに父から聞く話は興味深く、また誇りに思っていましたので、小学校の文集ではすでに医師になりたいと書いていました。年齢を重ねていよいよ進路選択をする際、その意志は一層強くなったと思います。一生を捧げるべき仕事として意識してきたのかもしれません。

最初から内科医になるつもりで勉強してきたのですが、内科の専門科の中で呼吸器内科に進んだ理由は、教授のお人柄に強く惹かれたことです。わたしの在学中はどの医局に進むかは卒業前に決めねばならなかったのですが、実習で複数の医局を回った際、呼吸器内科の先生のお話が一番印象に残りました。当時父が呼吸器系の疾患を患い、自分が治せたらと思ったこともきっかけとしてあったのですが、むしろ「呼吸器の医局に入りたい」という希望の方が強かったと記憶しています。

その後大学病院に研修医として勤務していましたが、早く臨床に就いて経験を積みたかったので予定よりも早く院外の病院に出向しました。最初お世話になった「けいゆう病院」で医師の基礎を学ばせてもらいました。その経営母体は警察でしたので、警察関係の方や受刑者の患者さんを診察することが時折あり、経験を重ねる事ができました。その後様々な病院に勤務した後2011年1月に開業しました。

佐藤 和己 院長 佐藤 和己 院長

■最近ぜんそくの患者さんが増えているそうですが、原因は何なのでしょうか。
増えているのは、ぜんそくよりも、「咳ぜんそく」を患う方ですね。いわゆるぜんそくは、呼吸困難や喘鳴(ぜんめい:ゼーゼー、ヒューヒューといった雑音を発する症状)を伴うものですが、「咳ぜんそく」は咳の症状が長く続くものです。診察しても異常はなく、心因的要因、アレルギー、感染症など複合的な原因が絡んでいて特定が難しいことが特徴です。風邪を引いたときの咳がきっかけになることも多いのですが、すべての方が「咳ぜんそく」になるわけではありませんので、何かほかの要因も絡んでいると考えることが通例です。

昨今はPM2.5、黄砂などの大気汚染も原因として考えられているのですが、気道が「異物」に対して過敏に反応しているという現象です。治療としては気管支拡張剤とステロイド吸入剤を使用し、気道の過剰反応を抑制して日々の生活が送れるようにします。残念ながら肺炎のように原因菌があるわけではないので、対処療法しか方法がありません。しかし咳喘息は、一定期間症状が治まれば、薬を減らしたり治療を終了することもあります。再発するケースや、従来のぜんそくに移行するケースもありますので、注意は必要です。最近は気管支拡張剤とステロイドの合剤を使うことが増えています。

喘息の話に戻りますが、ステロイド吸入による治療が広まって重い発作や喘息死はかなり減りました。ステロイドの深刻な副作用についてはよく議論されますが、リウマチや膠原病などの疾病と異なり、吸入によって局所的に気道だけに投与しますので、摂取する量は異なります。飲み薬がミリグラム単位なのに対し、吸入によって摂取する量はマイクログラム単位です。最近はお子さんにもステロイド治療をすることがあり、親御さんが大変心配されますが、特定の時期に治療を徹底して症状を抑え込む方が得策です。治療が中途半端ですと、大人になって症状を引きずる可能性もあります。怖がらずに治療をお受けいただきたいと思います。

■咳はほかの病気が要因になることもあるのですか。
佐藤 和己 院長近年は、季節ごとに風邪のような症状を訴える方、咳が止まらない方が増えています。咳が長引く場合は、風邪だと自分で判断せず病院を受診してください。日本呼吸器学会のガイドラインでは、咳が3週間以上続く症状を「遷延性咳嗽(せんえんせいがいそう)」と呼び、注意を促しています。咳の原因としては、結核などの感染症も挙げられます。

また都市化によって大気の乾燥も進んでいます。のどが乾燥すると、ばい菌が付着しやすくなります。咳は悪いものを出す「生体反応」ですが、長引いて日常生活に支障をきたすものであれば止める必要もあると思います。

■「無呼吸症候群」の治療にも力をいれていらっしゃますが、詳しくお聞かせください。
実は「無呼吸症候群」は、重大な労働災害ばかりでなく高血圧や糖尿病を引き起こす危険性もあるのです。「無呼吸症候群」の患者さんは十分な睡眠が得られないため、日中注意を要する作業をしていても眠気により事故を引き起こすことがあるのですが、同時に不眠によるストレスで交感神経の緊張が続く事で生活習慣病の悪化につながることもあります。また心臓に負担をかけるため、不整脈を誘発するケースも少なくありません。

しかし幸いなことに、この病気を克服する試みは進んでいます。軽度な症状であれば歯科医と連携してマウスピースを作りますし、「CPAP(シーパップ)」というマスクを使った療法もスタンダードに用いられています。そのほか呼吸を促す治療方法もこれから実用化されると聞いています。物理的な療法が多く薬剤を使わないため安全ですが、マウスピースやマスクの装着に「わずらわしさ」を感じる方もいらっしゃるようです。

「無呼吸症候群」には、家庭で行える「簡易酸素飽和度検査」というチェック法があります。帝人在宅医療株式会社さんほか数社がこの検査法を提供していますが、就寝時に装着する装置を貸与していただき、装置で測定した数値を元に診断します。1日で診断できる簡単な検査方法です。最近は乗り物の運転に従事する方の労務管理にも使われていて、ドライバーの検査としてルーチン化している企業もあるようです。

■診察で心がけていることと、地域のみなさまへのメッセージをお願いします。
心がけておりますのは、時間が許す限り問診をきちんと行うことですね。症状だけでなく、生活スタイルなどもお聞きすることがあります。こうした情報収集をしたうえで患者のご希望とすり合わせ、常に最良の治療方法を検討しています。

地域のみなさまには、呼吸器の専門医として地域医療に貢献したい所存です。ホームドクターとしてお役に立てたらと思います。近隣のクリニックとの連携も進めておりますので、消化器・循環器などは得意とされている先生をご紹介することもしています。

※上記記事は2014.10に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。

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